アーシングマットっていろいろあるけど、何が違うのか?
まず、体の表面の静電気が一気に放電されてパチパチならないようにするものが俗に言う静電気除去グッズになります。
静電気除去グッズとアーシンググッズは違いますのでご理解ください。
当社のアーシング製品では「体の表面の静電気がパチパチなる」という方がいらっしゃいますが、「体の表面の静電気がパチパチなる」というのは抵抗が少なく一気に体の表面の静電気がアースに流れるためにパチパチとなります。
アーシングは出来るだけ抵抗が少なく直接に近いかたちで大地に繋がる方がいいです。
抵抗が大きいと少しずつ静電気をアースに流すので「体の表面の静電気がパチパチ」なりませんが、その分アーシングに向いていないという事になります。
アーシングマットとEDSマット(静電気除去マット)との違いについて
アーシングマットを選ぶ時には、
①素材
②素材の品質、耐久性
③素材の抵抗値
④アーシングコードの抵抗
が重要になります。
①素材について
ラバー素材(ゴム素材)、合成革素材(EPP素材など)
これらは基本的にラバー、合成革素材はカーボン(炭素)が含有しています。
炭素は人にとって必要不可欠なものなので、人が触れるものとしても良いです。そして、抵抗値の違いはこのカーボンの含有率が関係してきます。
ラバータイプは天然ゴムとカーボンのみで作られています。このマットがゴム臭い理由は、天然ゴムで作られているからです。
本来ゴムは臭いがあります。臭くないゴムは加工されているからです。
EPPレザータイプは環境保護ポリ塩化ビニールとカーボンでできていて、ESDマット(静電気除去マット)でRoHs2.0という人体に害がないという基準をクリアした素材を使用しています。
このカーボンの含有率が多ければ抵抗も低くなり、品質も高価なものになります。
逆に安いものは、カーボンの他に余計なものが多く混ざっているので品質もそれなりです。
布の素材はシーツの比較でも同じ内容になりますので、シーツの比較のページをご覧ください。
アーシングシーツの選び方・比較 | riraku-life(リラクリフェ)
②素材の品質、耐久性について
ここでは、ラバー素材(ゴム素材)、合成革素材(EPP素材など)についてお話します。
まず、肌に触れる表の面について
シーツと内容が同じなので、布の素材はシーツの比較でご説明させていただきます。
素材の品質は、抵抗値が低い方がいいです。
電気を通すためにカーボン(炭素)を含有していますが、抵抗値が高いものはその分カーボンが少ないという事になります。
当社の素材は通常3~5年使用できますが、2~3年が寿命の素材のものもございます。
裏面について
今あるアーシングマットの多くは2重構造で、表側が導電性のある素材、裏はクッション素材となっています。
しかし、この裏の素材も実は大事なんです。
ここが写真ではわからないし、裏面を商品写真に載せていないのでわからない、しばらく使わないとわからないところですが、
当社のマットはクッション素材で長持ちします。
他社のマットのほとんどはクッション素材ではなく、スポンジ素材です。
爪などで軽くひっかぃてしまったらすぐにボロボロになり、
そうでなくても、1年ほどで、指の腹でこするだけでぼろぼろカスが落ちてきます。
②抵抗値について
「10^3~10^4Ω」など、よく表記してあります。これはどういう意味なのでしょうか?
難しく思えるかもしれませんが実はそんな難しくありません。
例えば、「10^3」とは、「10の3乗」の事を意味します。
「10の3乗」は10を3回かけることですので=10×10×10=1000
という事は、10*3Ω=1000Ωとなります。
抵抗値というのは、気温や湿度などにより、誤差がでます。
その為、「10^3~10^4Ω」この様な表記になります。
これらの素材では「10^3~10^4Ω」が一番低いと思っていただいて大丈夫です。
たとえば、他社Bのアーシングマットの抵抗値は「10^6~10^9Ω」とします。
「10^3~10^4Ω」と「10^6~10^9Ω」の抵抗値を比較してみると、
「10^3~10^4Ω」=1000~10000Ω(=1kΩ~10kΩ)
「10^6~10^9Ω」=1000000~1000000000Ω(=1000kΩ~1000000kΩ=1MΩ~1000MΩ)
この様になります。数字の差ですとこれだけ違いがでてしまいます。
抵抗値の違いはこのカーボンの含有率が関係してきます。
このカーボンの含有率が多ければ電気も流れやすくなり、品質も高価なものになります。
④アーシングコードについて
アーシンググッズの品質はマットやシーツ等の素材だけではございません。
当社のアーシングコードには万が一の安全性の為に100kΩの電流制限抵抗が内臓されている設計になっています。
その理由は、
・地面の環境によってアースから入り込んでくるノイズの除去、軽減
・万が一の感電防止
※100kΩという抵抗値値は日本の一般家庭における100Vで計算された抵抗値です。
↑↑↑こちらのページで感電の事と合わせてわかりやすく説明してあります。
アーシングに関しては出来るだけ抵抗がない方が即効性、効果があります。
アーシングをしているときどういうことが危険なのか理解されている方で、抵抗のないアーシングコードを好まれる方もたくさんいらっしゃいます。
抵抗があるコードでアーシングするのと、抵抗のないコードでアーシングするのでは、体表電圧測定をしたときに数値に差が出ます。
もちろん抵抗がない方が数値が下がります。
他社では、抵抗のないコードを通常販売しているお店もございます。
こういったお店は、安全性の説明は一切せずに
「ピュアなアーシングできます」
「体表電圧測定でこんなに数値が下がりますよ」
「うちの製品は優れていますよ」
このような商品説明をされていますが、「体表電圧測定の数値=効果」ではないことをご理解ください。
体表電圧測定は体の表面(その場所)の電圧を測定しています。
その場所の電場の対策をすることで、数値は下がります。
あくまで目安になります。
製品の抵抗値、素材、アーシングコードの抵抗値をご理解したうえでご購入される分には問題ないですが、
そういったことをご理解いただいていない方に限って、他社と比較し、当社に低評価のレビューをされる方が多いです。
これは、アーシングコードに抵抗が内蔵しているか、していないかの差になります。
当社の製品でも、抵抗なしのコードであれば数値は同じくらいになります。
あるお店では、抵抗ありのコードは1MΩの抵抗のコードをお勧めしているところがあります。
1MΩでは抵抗が大きすぎますのご注意ください。
知識をもたずに販売している業者さんもたくさんいますので、ご自身でしっかりと調べていただくことをお勧めします。
マット選びについて
素材は、EPPレザータイプが基本おすすめです。
2mmの丈夫なクッション素材に、導電性のある革が貼り付けてあります。
始めは少し石油のような臭いがしますが、しばらくするとなくなります。
ラバータイプは、厚さ1mmのラバーマットで薄く柔らかく、裏表導電性があります。
天然ゴムでできているので、始めはゴムの臭い、ゴムのべたつきが少しありますが、しばらくするとなくなります。
導電性はラバータイプの方が少しだけ良いですが、EPPレザータイプと効果に関してはほぼ変わりません。
両方寿命は3~5年ほど
68×25cmのマットが一番オールマイティにーに使えます。
34×25cmのマットは、椅子に敷くにはちょうどいいサイズです。
50×50cmのマットは、1~2人用ソファーなど敷くにはちょうどいいサイズです。
100×50cmのマットは、2~3人掛けソファーなど敷くにはちょうどいいサイズです。
もちろん足元にも敷くこともできますし、寝るときに敷いて寝る方もいます。