アーシング(EARTHING)、あるいはグラウンディング(GROUNDING)とも呼ばれ、
人が素肌などで、直接大地とつながることで、体に帯びた静電気を外へ逃がすという健康習慣です。
たとえば、裸足で芝生や砂浜を歩くこと。木々や植物に触れること。
農作業やキャンプ、サーフィンなど自然の中で過ごす時間も、アーシングの一例と言われています。
「自然に触れるとスッキリする」といわれるように、自然との接点を日常に取り入れるライフスタイルの一つにもなります。
昔は、なんだかんだ地面に触れることがありましたが、
現代の暮らしでは、ゴム底の靴やアスファルトなどによって舗装され、
大地に直接触れる機会が非常に少なくなっています。
気づかないうちに、私たちの体は大地から物理的にも電気的にも切り離された生活を送っています。
さらに、科学技術の進歩により、スマートフォンやWi-Fi、家電製品など、
常に電気を帯びた環境の中で日常を送っています。
一方で、私たちの体は、心臓や脳、筋肉など、すべて微弱な電気信号で動いており、
ある意味“電気的な存在”とも言えます。
皮膚や筋肉も電気を通す性質があります。
そうした中で、身の回りの電気的環境が体に与える影響について、
近年では関心が高まっています。
実際に、「静電気がたまりやすい」「電化製品の近くで違和感がある」
といったお声をいただくこともあります。
また、原因のはっきりしない“なんとなく不調”を感じる方が以前から増えているとも言われております
その背景には、こうした生活環境の変化が関係しているのではないか――という見方もあります。
特に敏感な方の中には、実際に強く感じられるケースもあり、
私たちのもとにもそういったご相談が寄せられています。
基本的に劇的な変化を感じるようなものではありません。
ただ、ウォーキングや日光浴、腸活、サプリメント、あるいは瞑想などと同じように
自分のペースで日常に取り入れていくセルフケアのひとつとして、
多くの方に選ばれています。
※ご注意:本ページは一般的なライフスタイルや習慣のご紹介を目的としたものであり、特定の健康効果・医療効果を保証するものではありません。