株式会社NESESTYLE|riraku-life 公式ガイド
アーシングカーシートマットの使い方
まずは安全に。どこへ接続するかで、結果と安心感が変わります。
★画像の説明★ メインビジュアル:車内でアーシングマットを使用しているイメージ –>
はじめに(方針)
車内には、シガーソケットやUSBなど金属端子がいくつかあります。役割はそれぞれ違います。
当社の方針:
推奨 → シガーソケット外周/ボディ金属部(ボディアース)
非推奨 → USBポート(GNDピン/金属カバー含む)
★画像の説明★ 車内のソケット位置を示す図。シガーソケット/USBの位置比較。
接続方法(4つ)
まずはシガーソケット接続が簡単で安全です。差し込むだけ。どなたでも扱えます。
① シガーソケット(推奨)
外周(マイナス)はボディに接続されています。差し込むだけで導通がとれます。
- 当社の安全プラグはプラス端子を絶縁しています。
- 走行中に抜けないよう確実に固定。
② Yラグ端子
ボディのボルトにY型端子を固定。導通が安定します。
- 塗装面は導通しません。金属地へ確実に接触させて締結。
- 簡単な工具とボディアースの理解が必要。
★画像の説明★ ボディアースボルトにYラグを取り付ける様子(ドライバーで固定)
③ ワニ口クリップ
シートレールなどの金属を挟んで導通。簡単ですが外れやすいので注意。
- 取り付けが不安定だと振動で外れることがあります。
- 走行時は特に固定に注意。
★画像の説明★ ワニ口クリップでシートレールを挟んでいる例(OKとNGの比較)
④ ドアキャッチ
ボディ固定金具に導線を巻き付け。
- こすれで断線しやすいため、定期点検・交換を推奨。
★画像の説明★ ドアキャッチ部に導線を巻きつけている様子(擦れ注意の吹き出し付き)
USBを使わない理由
USBは電源・通信のための端子です。アース用ではありません。
USBの金属カバー(シールド)やGNDピンは、一見ボディにつながっていそうですが、実際は内部回路を介しており、電気的に直接つながっていません。
- ノイズ抑制用のコンデンサ
- RCフィルタ/ESD保護ダイオード
- ノイズ対策のための絶縁設計
★画像の説明★ USB回路構造図(コンデンサや保護素子を介してGNDが結合している簡易イラスト)
このためUSBにアーシングコードをつなぐと、ノイズ混入や誤作動、保護部品の劣化を引き起こすおそれがあります。USB接続は非推奨/禁止です。
★画像の説明★ OK/NG比較図(左:シガー接続OK、右:USB接続NGの×印入り図)
体感について(個人差)
接続箇所によって放電経路やノイズの影響が変わるため、感じ方に違いが出ることがあります。
- シガーソケット:マイルドで安定
- ボディ金属直結:導通が強く体感が出やすい
- ドアキャッチ:接触が不安定で変化しやすい
※これは導通特性による一般的な傾向であり、体調や効果を保証するものではありません。
★画像の説明★ 接続位置別の電流経路を示す模式図(矢印で経路の違いを示す)
導通確認と安全チェック
テスターで1Ω以下なら導通OKです。塗装面では導通しません。
- テスターで抵抗値測定(Ω)モードに。
- アーシング端子とボディ金属部を測定。
- 1Ω以下で安定していれば導通良好。
★画像の説明★ テスターを使って導通を確認している様子(赤・黒リードの位置を明示)
走行前には、配線の固定状態・断線・外れがないかを点検してください。
接続方法の比較
| 接続箇所 | 導入の容易さ | 安定性 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| シガーソケット | ◎(差し込むだけ) | ◎(安定) | プラス端子は使用しない/安全プラグ推奨 |
| Yラグ端子(ボディボルト) | ○(工具が必要) | ◎(固定で安定) | 塗装面NG/金属地で確実に締結 |
| ワニ口クリップ | ○(手軽) | △(外れに注意) | 振動対策・ケーブルの取り回しに注意 |
| ドアキャッチ巻き付け | ○(応急向け) | △(断線に注意) | 擦れ・断線しやすい/定期点検を推奨 |
| USB(GND/金属カバー) | ×(非推奨) | × | 内部回路経由/ノイズ・通信不安定の恐れ |
よくある質問
Q1. シガーソケットがない車は?
車種により異なります。まずはご相談ください。
Q2. USBの金属カバーや4ピンGNDならOK?
いいえ。構造上ボディ直結ではなく、内部保護回路を経由しているため非推奨です。
Q3. 一番「感じる」接続方法は?
個人差がありますが、ボディ金属直結の方が電位差が少なく体感しやすい傾向があります。
お問い合わせ
不明点や特殊車種での接続についてはお気軽にご相談ください。
電話:042-404-2958(10:00〜17:30)
免責事項
本ガイドは一般的な接続方法を示したものであり、車両構造や機器設計により結果は異なります。安全性や導通状態を保証するものではありません。
本内容に基づく接続・改造・加工により発生した事故・損害について、当社は一切の責任を負いかねます。
